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プログラミングカルト

http://www.mikeash.com/?page=pyblog/the-cults-of-programming.html
ハッカーのMichael Ash氏によると経験上ほとんどのプログラマーは以下のカルトのどれかに陥ってしまうのだそうです。
スラド経由
http://slashdot.jp/developers/article.pl?sid=08/01/04/001246
ですが名前だけでは中身がわからないものがあったので勝手に意訳してみました。

Experience Cult

経験カルト
誰でも今までにしたことの無いことはできないと信じるカルト。
以前にその問題にかかわったことの無い人からの助言は拒否し、今までに使ったことの無いAPIには恐れをなし、ばかばかしいほどのサンプルコードを要求する。

Optimization Cult

最適化カルト
常にどうすれば最も高速化できるかを求めるカルト。実際の今のハードの性能や、いろいろな処理の真のスピード、最適化に費やされるプログラム時間を教育することで生産性があがることもある。

Ease Cult

簡単カルト
常にどうすれば最も簡単に実装できるかを求めるカルト。
フレームワークを利用すれば主な問題はすべて解決すると決めてかかり、自分自身の実装を求められることを恐れる傾向がある。ある程度の大きさのプロジェクトを我慢してこなせば、抜け出すこともある。

Fastness Cult

迅速カルト
表面的には最適化カルトと簡単カルトのように見える。実装のスピードを重視する。普通の疑問はもたないが、最も早く実装する方法を選ぶために、問題を解決できる方法が何通りあるのかを知りたがる傾向がある。実験や調査、ツールの有用性の例を数多く学ぶことで抜け出すこともある。

Uncertainty Cult

不確実カルト
本当に分かっていることは無く、できるだけ事前にすべてのことを確認するのが最善だと思うカルト。同じ問題をうまく処理した人の詳細なアドバイスを求めたがるのが特徴。よくそのようはアドバイスのある場所を探したり、同じ質問を複数のメーリングリストやwebサイトに投稿する。情報を得られないと悟れば、一歩一歩をどこに踏み出すか正確にわからなくとも旅を始めれるということを認識するかもしれない。

Perfection Cult

完璧カルト
数学的に完璧なコードなコードが存在すると信じ、その発見に身をささげるカルト。
実際には意味の無い終わりの無いコードの改良を続けることがよくある。ときどきカルトに属さない人から見れば同じで意味の無い選択肢のどちらを選べばよいのアドバイスを求める。決して完成させることができないという事実はあるが、コードは見事なものになるであろう。学校を卒業し働き始めると治ることが多いが、趣味のプログラムでは抜け出せない

Cargo Cult

カーゴカルト
プログラミングを超えたエセ科学を信じている。
理解力の必要性を把握しておらずときに理解することの必要性が存在することすらしらない、まねすることに終始するカルト。
表面上は正しいがよく調べるとほとんど意味の無いコードを書く傾向がある。欠点を指摘される指摘の文面通りに直すが指摘のポイントははずしている。熟練者に彼らが言っていることに救いようが無いことを分かっていないことを認めようとしないと指摘されてよく議論になるのが特徴。
絶望的である