こっちが乞食なんですが、Google様にまたやられてしまいました。
某所でまた初期500ドルクーポンを配っていたので、無料トライアルに挑戦しようと思いもらいました。で作ったところ例によってクレジットカードの登録が必要ですとなりました。理由はボットではないということを確かめるためということでした。で登録したところ、「お客様の請求先アカウントで検知されたアクティビティが原因で、このアカウントは現在一時停止されています。」ということで、有効になりません。英語できたメールを見ると停止が不満なら写真入りの公的証明書のコピーを送れとなっています。Google様には悪いですが、機能検証用でタダならやってみようという身としてはそこまでする気になれません。基本放置の予定なんですが、クレジットカードの不正使用として認識されちゃったりすると後が面倒になりそうでいい気持ちがしません。
素人感覚とすると、ボットではないということを確かめる以上の確認をされている気がします。まあこちらも素人ではないので、課金する気のない客に無料トライアルさせる気がないのは当然というのは理解できますが、そうならそうとそういう風に書いておいてもらいたいものです。まあ無料を売りに集めた情報を裏で売って儲けてる会社なんでそんなん当たり前って突っ込まれそうですが。お金取られないならって気軽にカード登録してみましたが、こうなってみると登録そのものも結構リスクですね。
Google様はサポートも弱いし、基本弱小を直接相手する気がないように見えるんですけど、カンファレンスで500ドルくらい配っても、カードがいるなら個人が自分でシャドウっぽく検証するって方法しかありません。それで自分の個人情報を出せって言われると萎えてしまいますね。しかもそのあとそのカードで本格運用なんてほとんどないので、集めても意味ないし。使い方がわからなくて間にパートナー入れないとどうしようもないってことがわかるくらいがほとんどになってしまう気がします。
こうしてみると、クレジットカードの与信でシステムの可用性が損なわれるんですよね。まあ規約のどっかに書いてあって、法律的には当たり前なんでしょうけど。端から端まで読まないといつ止められるかわからないって結構不安ですよね。Google様も結構強引なんで、好きなことで生きていくのを推奨しながら、或る日突然収入を10分の1にするとか平気でしますよね。システム可用性のリスクの一番の原因はGoogle様の運営方針な気がする。まあそれくらいでないと大儲けできないってことですが。それにしても何でここまでカードにこだわるんですかね。クーポンが出せるということはシステム的には前払いにも対応できるはず。個人にしても不正使用とかまで考えると上限の決まっている方が断然安心です。まあパケ死狙いなんですかね。
別件ですけど昔趣味で作ったAndroidアプリが、規約違反ということで配信停止となりました。確かにいい加減なアプリだったんでまあユーザ保護という点では対してアクセスのない泡沫アプリは消されてもしょうがないかなと思いますが、全体的に技術よりお金の方に行ってる印象があります。それをいうとインターネット全体がイノベーションよりビジネスのフェーズに入って来た感じですよね。
ということでこれから実害があるかもしれませんが、とりあえずは後味の悪さだけが残った感じです。もっとも一番の原因は大儲けしている人のおこぼれを預かろうってこちらの乞食根性なんですけどね。いつなくなるかわかりませんが、AppEngineの無料枠だけでちまちまと遊ぶことにします。
皆様もカード情報の入力とGoogle様のご意向にはにはくれぐれもご注意ください。